----------------

はじめまして、こんにちは。
雑誌○○の編集をしている
美里 賢と申します。


突然のメール、失礼します。


このたび、あなたが、私たち○○の
読者モデルに選ばれました。


つきましては、今から電話をかけても
いいでしょうか?

よろしくお願いいたします。

----------------


(どわぁ〜、シャンナロ〜!!!)
(やった!ついにやいましたよ〜!!)

 ガッツポーツを3回。

(きっと、神様のおかげ!!)

(これで、みんなを見返すことができる!)


もう、返答を考える間もなく、手が動く。

----------------

美里 賢さん

OKです!!

ものすごく嬉しいです。

すぐ、電話くださいね☆

----------------


すぐに、メールの返事を送信。


まもなく、カメナシ君の違うメロディが聞こえた。

ピカピカと光って着信を知らせる携帯電話。


『うわっ!本当に、電話がかかってきちゃったよ』

『んん・・・んん・・・・』

2回、咳払いをして声を整える。


< 66 >


次のページへ

目次へ

小説TOPへ戻る

Copyright@2008
ダイエット情報辞典