『はい!』
姿勢を正して、真剣に聞き入る。
「なんども言うけどね」
「成功する人は、成功している自分をイメージすることや」
「目の前でこなす行動と、未来の幸せが明確になってるん」
「芸能人やら、モデルさんは
いわば、体系を維持することが仕事なわけ」
「プロ意識やね」
「キレイでいることが、自分の仕事の成功につながる」
「これが、とっても明確やから
ダイエットを成功するぐらい簡単なん」
「ボクサーもそうやろ?」
「試合前に、厳しい減量をするやん」
「試合に出るためには
減量ぐらい、なんてことない」
「もちろん、一般の人間からしたら」
「モデルもボクサーも、とってもストイックやで」
「でも、本人は本気で生きとるから」
「当たり前のようにこなすんよ」
『なるほど。』
『いわれてみれば、そうかもしれませんね』
ふか〜っく、うなずいてみる。
「そやけど、一般人のじぶんは」
「そこまで、明確なものがないし」
「イメージ力も少ない」
「だから、当たり前のように痩せるのは」
「あんがいと難しいもんなんよ」
「でも、安心して」
「一般人の成功するコツがあるから・・・・」
< 108 >
■次のページへ
⇒目次へ
小説TOPへ戻る