『はい!それで許していただけるなら!』

「じぶん、やっぱり、見込みのある生徒やん」

「わし、うれしいよ」

「ただ、2度とこういったことが起こらないように対策を考えた!」


「じぶんが嘘つかんように、
 ビリケンの携帯ストラップ送るわ」

「速達で送るから」

「部屋のやつもそうやけど
 像の目の視覚範囲しかみえへんねん」

「携帯ストラップやったら、
 神の目が四六時中 光ってるよ」

「それでもやる?」

『もちろんです!』
『ありがとうございます』


ビリケンさんからちょっと焦り気味に、
言葉を付け足してきた。

「あっあっあっ!」

「プライベートを見る気はないんやで!!」
「あくまで、じぶんのダイエットを
 成功して欲しい一心でやなぁ・・・」


「だから、どうしても見られたないときは
 目隠ししといて!」

「それで、見えんなるからねっ!ねっ!」

「そうしたら、みょーな疑いもかけられへんし」
「お互い、気分がええやろ?」

「・・・・・・・・」

「わし、変態ちゃうよ・・・一応、神やし・・・」

(今回のことは、根深そうだ・・・)

「明日も21時からな。」


ビリケンさんが許してくれた!

コーチングが再開することより、
それのほうが、嬉しい!!

今日からは、安心して寝ることができる。
3日間の寝不足にさよらな。

(ありがとう。ありがとう。ビリケンさん!)


< 134 >


次のページへ

目次へ

小説TOPへ戻る

Copyright@2008
ダイエット情報辞典