『はい!それで許していただけるなら!』
「じぶん、やっぱり、見込みのある生徒やん」
「わし、うれしいよ」
「ただ、2度とこういったことが起こらないように対策を考えた!」
「じぶんが嘘つかんように、
ビリケンの携帯ストラップ送るわ」
「速達で送るから」
「部屋のやつもそうやけど
像の目の視覚範囲しかみえへんねん」
「携帯ストラップやったら、
神の目が四六時中 光ってるよ」
「それでもやる?」
『もちろんです!』
『ありがとうございます』
ビリケンさんからちょっと焦り気味に、
言葉を付け足してきた。
「あっあっあっ!」
「プライベートを見る気はないんやで!!」
「あくまで、じぶんのダイエットを
成功して欲しい一心でやなぁ・・・」
「だから、どうしても見られたないときは
目隠ししといて!」
「それで、見えんなるからねっ!ねっ!」
「そうしたら、みょーな疑いもかけられへんし」
「お互い、気分がええやろ?」
「・・・・・・・・」
「わし、変態ちゃうよ・・・一応、神やし・・・」
(今回のことは、根深そうだ・・・)
「明日も21時からな。」
ビリケンさんが許してくれた!
コーチングが再開することより、
それのほうが、嬉しい!!
今日からは、安心して寝ることができる。
3日間の寝不足にさよらな。
(ありがとう。ありがとう。ビリケンさん!)
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