15章:自分らしさ
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神様と出逢って、3週間以上が過ぎた。
このいつもの時間が、
あと少しで終わると思うと淋しい・・・。
ちょっと、ボーっとしていた。
「もっし、もっし〜」
「ちゃんと聞いてますかぁ〜」
『あっ・・・すみません・・・・』
「今、ボゥ〜ってしてたやろ!?」
『すみません・・・』
『コーチングが、あと少しで終わると思うと・・・』
「そうか・・・」
「でもな、いつまでも」
「わしに頼りっぱなしやと」
「自分自身の成長にならへん」
「いつか、お別れはあるんやで」
「今回は、それが」
「ちょい早くなっただけやからね」
『わかってます』
『わかっているんですけど・・・・』
『少し淋しくなって・・・』
深呼吸を一回。
『すみません!』
『しっかりと聞くんで』
『続きをお願いします』
「ほな、しっかりと聞きや〜」
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