『そうなんですよ!』
『何が幸せかって言うとですねぇ〜』
『2人だけで約束したんですよぉ〜』
『自分たちのペースで』
『ちょとずつダイエットを楽しもうって!』
『そうすると、連絡を自然に取り合うでしょう〜』
『それが、また・・・』
『うれしいんだってぇ〜』
満面の笑みで、語った。
「それ・・・さっきも聞きましたけど・・・」
「実に、2回目なんですが・・・・」
『まぁまぁ、神様なんでしょ?』
『人の幸せ話を聞くのが仕事みたいなもんでしょ??』
「なんでやねん!」
「誰が、いつから、そんなん言うてん!?」
「っまぁ、ええわ」
「実は、今日のコーチングで伝えたかったことが」
「自分のペースでダイエットするってことやってん」
「だから、もう今日は、言うことないわぁ」
「予習で、答えを出しているとは」
「ええ生徒や!なかなかやりよる!」
「今日は、良かったね!」
「ダイエットコーチング、明日で、最後やから」
「ほな、お休みな〜」
今日のコーチングが終わった。
明日で最後。
ビリケンさんと入れ替わるように、
新しい出逢いがあったおかげで、
寂しさが軽減された感じがする。
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