「っで、さっきの・・・・。一瞬、どんな気分になった?」
『へっ?といいますと?』
「だから、さっき、読者モデルに選ばれたと思った瞬間」
「どないな気持ちになったか?って聞いてるんや」
『いや〜それは、もう、楽しいというか、嬉というか・・・』
『天にも昇る幸せな気持ちになりましたよ!』
「せやろ!」
「それが、ダイエットにとっても、大事やねん」
『ダイエットにとっても、大事???』
『っと、いいますと???どういうことでしょうか??』
「ほな、今から説明するで」
「人間は、ある一つの共通した目的で生きとるわけ」
「お金ばっかり稼いでエライと威張ってたホリエくんも」
「教育に情熱をささげるヤンキー先生も」
「パッとみぃ、全然、違うように感じるかもしれんが・・・」
「実は、同じ動機で生きとるんやで」
「何か、わかるか?」
『ええ〜二人とも、全然、違うじゃないですか?』
「まぁ、ええわ。これは、難しい質問やからね」
「わしが、答えを教えたげるわ」
「人間というのはな・・・・実は・・・」
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