『なるほど〜!』
『よ〜っく、わかりました!』
『なんだか、とっても楽しそうで、素敵なことですね!!』
興奮気味に答えた。
『っで、どれくらいのダイエットフレンドを見つけるといいんですか?』
「そやね・・・一概には、いえんけど・・・」
「目安としては、常時20人以上は欲しいね」
「自分の日記に対して、毎回、数名が反応してくれる」
「そういった環境になることが大事」
『わかりました』
『毎回、私のダイエット日記に数人が、さっき教えてもらった反応をしてくれることが大切なんですね!』
「ご名答!すんばらしいぃ〜」
「わし、こんなデキのええ生徒を持てて、誇りに感じるわぁ〜」
なんだか、ちょっと照れくさい・・・。
ビリケンさんって、本当は、褒め上手なんだぁっと感じた。
『そしたら、今日、さっそく探してみます!』
「おぅ〜!ガンバルンバやでぇ〜」
首を少しかしげた。
(ガンバルンバって何?)
っと、思いつつ、電話に耳を当てなおした。
「今日は、いろいろあったやろうけど、」
「元気だしぃやぁ〜」
ビリケンさんの気遣いで、ニコッと笑えた。
「あっそや!」
「明日は用事があるよって、夜10時からでもかまへん?」
『はい。わかりました』
『今日は、本当にありがとうございます!』
『また、明日も、お願いします』
「ほなね」
その声を合図に、電話をそっと切った。
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