「誰に向かって言ってるんや〜!!!」
耳鳴りがキーンとするぐらいの大声。
『うっさいなぁ〜もう!!!!バカァ〜!!!』
私の怒りも、沸点に達した!
『なにが神よ!』
『変態をしたいから、やってるだけでしょ!』
『○×××△□※◇×××○×△□※』
『△××□※◇・・・・』
『※◇×××○×△□※×○・・・』
感情に任せて、思ってもないことを並べた。
かなりの剣幕でまくしたてて、
相手が話す隙すらない勢い。
最後に、出きった言葉。
『もういい、2度と見ないで、関わらないで!』
ひどいことを言ってしまった・・・・。
いたたまれなくて、電話を切りたい気持ちが沸く。
「・・・」
「ド変態って、じぶん・・・わし、神やっていってるやん」
「もともと、神の目の話もしてたし・・・」
ビリケンさんが、泣きそうな声で、
反論をしている。
「そんなん、ひどいわぁ〜」
「あんまりやわぁ〜」
「ダイエット中に体重が戻ることぐらいあるし」
「わし〜わし〜わしなぁ〜」
もう、電話で話してられない・・・
「今日も、それについて、話そうかと・・・」
ビリケンさんの話にかぶるようにして、
声に出した。
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